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不正中継 Third Party Relay
メールサーバ構築における注意点
メールサーバを構築する上で気をつけなくてはならないのは不正中継である。設定次第ではSPAMメール発信を手伝う汚名付きのサーバとなってしまう。
qmailやsendmailなどのプログラムはsmtpを使いインターネット経由でメールを送受信するが、届いたメールを再度送り出す機能も持っている。この中継がリレー(Relay)である。このリレーが無制限にできるようだと第三者が不正利用し、自分の身元を隠して大量のメール(SPAM)を送ることも可能となる。
誰からのメールならば中継してよいかということを設定することがメールサーバでは非常に重要となる。WIDE Projectの下記サイトで不正中継を拒否する設定の確認ができるので利用してほしい。ちなみに当サイトでのqmail設定ページを参考にしてもらえれば問題はないはず。
SMTP relay configuration checker
http://www.kyoto.wide.ad.jp/mta/relaycheck.html