apgの利用

apgとは

最近ではあまり単純なパスワードは登録できないようにあちこち大分工夫されてきている。セキュリティ的には望ましい流れだが、どうやって作るかが面倒である。安全性を最優先としてパスワードを作るならばプログラムを使ってランダムに作成するのが望ましいだろう。apgを使うと条件に合わせたパスワードを瞬時に作成することができる。

apgのインストール

APG (Automated Password Generator)よりソースファイルをダウンロードしてインストールする(バージョンapg-2.2.3での例)。

$ cd /tmp/
$ wget http://www.adel.nursat.kz/apg/download/apg-2.2.3.tar.gz
$ cd /usr/local/src/
$ tar xvfz /tmp/apg-2.2.3.tar.gz
$ cd apg-2.2.3/
$ make standalone
$ /bin/su -
# make install

実行

apgで結果が出力される。デフォルト値として6つのパスワードが作成される。

$ apg
Smadnumrin
slelEdMo
des(ocgos7
SworOkalj%
paljokEkEb
ShiujRet!

オプション

-mで最小文字数、-xで最大文字数を指定する。最小5文字、最大15文字を指定した例。

$ apg -m 5 -x 15
phrarckebgeen
Jiem9blicOtoop6
Grobaphsyied8
RovWafKin?
quawovapseym=
JaWry

-nで作成するパスワード数を指定する。3つ作成を指定した例。

$ apg -n 3
jasEcceew
SmyadLylsh
RhuecFanCa

-aでアルゴリズムを変更することができる。0がデフォルト値であるが、1を利用することでより複雑なパスワードが作成される。それぞれの実行例。

$ apg -a 0
lakyicej
eantEcks
unjukFigjo
yirl8hyej(
nonPips'
credObmar7
$ apg -a 1
:P6_F=7D?~
h#E.&UO*8C
WwU<X)@G>k
byu2D:rr
mKhOX!$X
){v.GHpx^X

上記オプションを組み合わせた実行例。

$ apg -a 1 -m 8 -x 15 -n 3
&D_q8czn]
j|Bg.Y*Jkj('o.
MONAm,K$:;Iu=7%

2004-03-15 作成

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