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改行コードと文字コードを変更するには
UNIX/Linux(LF)、Windows(CR+LF)、Mac(CR)では改行コードが異なるためファイルを転送して利用すると問題が起こる場合があります。このような場合nkfコマンドで改行コードを変更することができます。nkfパッケージは必要に応じてインストールします(参照087)。
"-L"オプションに"u, w, m"を指定して実行します。通常はそのままリダイレクトでファイルに保存します。
-Lu unix (LF)
-Lw windows (CRLF)
-Lm mac (CR)
初期値では"-j"が指定され文字コードがJISに変換されてしまうため、UTF-8のまま利用するためには"-w"オプションを利用します。
$ nkf -w -Lw japanese > win_japanese
文字コードを変更するには下記のオプションを利用します。
-j JIS インターネットのメールなど
-s Shift-JIS Windowsなど
-e EUC UNIXなど
-w UTF-8 Fedora Core 4の文字コード
下記はWindows用に改行コードと文字コードを変換した例です。
$ nkf -s -Lw japanese > win_japanese
ここでのMacはMac OS 9までを指します、Mac OS Xは文字コードUTF-8でUNIXと同じ改行コードになります。
2005-12-03 作成