TOP > Linux > Fedoraの技 > 301-400 > 347
キーボードのCaps LockとCtrlを入れ替えるには
一般のキーボードでは"a"キーの左にCaps Lockキーがあり、その2つ下にCtrlキーがありますが、Ctrlキーを多用するLinuxではこの2つを入れ替えたほうが使いやすくなります。
まず既存の日本語キーボードマップをコピーし、圧縮ファイルを復元します。
# cd /lib/kbd/keymaps/i386/qwerty/
# cp jp106.map.gz jp106ctrl-caps.map.gz
# gunzip jp106ctrl-caps.map.gz
次に設定を変更するため、コピーしたファイルを開きます。キーコード29と58を入れ替えて保存します。
# vi jp106ctrl-caps.map
既存の状態
keycode 29 = Control
keycode 58 = Caps_Lock
入れ替えた後
keycode 29 = Caps_Lock
keycode 58 = Control
保存後圧縮し、loadkeysコマンドでキーボードマップを変更できます。
# gzip jp106ctrl-caps.map
# loadkeys jp106ctrl-caps
/etc/sysconfig/keyboardファイルに書き込むと次回の再起動時から自動的に利用されるようになります。
# vi /etc/sysconfig/keyboard
KEYBOARDTYPE="pc"
KEYTABLE="jp106ctrl-caps"
2005-12-03 作成