Fedora Core 500の技
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指定した時刻にコマンドを実行するには

cronを利用すると定期的にコマンドを実行することができますが、atコマンドを利用すると指定した時刻に1度だけ実行を行います。

下記は9時18分を指定する例です。

$ at 0918

下記は2006年3月4日11時22分を指定する例です。

$ at 1122 03/04/06

下記は10分後を指定した例です。hours, day, weeksなどでも指定できます。

$ at now +10 minutes

atコマンドを実行するとプロンプトが">"に変化するので、そこで実際に実行するコマンドを入力します。入力後、Ctrl-dで終了します。

$ at now +1 minutes
at> echo 'hello!' > /dev/tty1 実行するコマンド
at> <EOT> Ctrl-dで終了
job 20 at 2005-05-20 09:22

"-m"オプションを利用すると、実行後確認のメールが送信されます。また"-f"オプションを利用すると、ファイルから実行コマンドを読み取ります。長いコマンドを利用するときは便利でしょう。

$ cat how
echo 'How are you?' > /dev/tty1
$ at -mf how now +1 minutes
job 22 at 2005-05-20 09:28

atqコマンドで実行待ちのジョブを確認することができます。削除したいときはatrmコマンドでジョブ番号を指定します。

$ atq
20   2005-05-20 09:22 a john

2005-12-03 作成