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標準エラー出力を変更するには
bashが出すエラーは標準エラー出力(stderr)と定義されており、通常は画面に表示されます。変更する場合には"2>"記号を利用します。
下記はhelloというファイルがないというエラーをerrorファイルに保存した例です。
$ ls hello
ls: hello: No such file or directory
$ ls hello 2> error
$ cat error
ls: hello: No such file or directory
エラー出力が不要な場合は下記のように/dev/nullファイルがよく利用されます。これによりエラー出力をそのまま破棄することが可能です。
$ ls hello 2> /dev/null
2005-12-03 作成