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定期的にコマンドを実行するには
cronを利用することで、定期的にコマンドを実行することが可能です。crontabコマンドの"-e"オプションを利用して設定を行います。各ユーザごとに設定することが可能です。初期設定ではcrontabはviコマンドで実行されます。
設定時には分(0-59)、時(0-23)、日(1-31)、月(1-12)、曜日(0-7 日曜が0)と最後にコマンドを指定します。通常はTABで各数値を区切ります。
下記はwebalizerコマンドを毎日3時37分に実行することを指定した例です。*で指定された部分は無視されます。
# crontab -e
37 3 * * * /usr/bin/webalizer
下記のように変更すると毎月4日3時37分に実行する、という意味になります。
37 3 4 * * /usr/bin/webalizer
下記のように変更すると毎火曜3時37分に実行する、という意味になります。
37 3 * * 2 /usr/bin/webalizer
カンマで区切り複数指定することも可能です。下記は4日と19日の3時37分を指定した例です。
37 3 4,19 * * /usr/bin/webalizer
ハイフンを使い範囲で指定することも可能です。下記は平日の3時37分を指定した例です。
37 3 * * 1-5 /usr/bin/webalizer
"-l"オプションで設定を確認することができます。
# crontab -l
2005-12-03 作成