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設定を誤って起動しなくなったら
/etcディレクトリ内のファイルに致命的なミスをして正常に起動しないような場合にはレスキューモードを利用します。レスキューモードで実行するにはインストール時に使用したCDの1枚目を用意し、そのCDから起動します。
Fedoraのロゴが表示され、boot:と表示されたらlinux rescueと入力しEnterキーを押します。これでレスキューモードでの起動が始まります。
boot: linux rescue
1. Choose a Languageの画面ででJapaneseを選択します。
2. キーボードの種類ではjp106を選択します。
3. ネットワークの設定ではいいえを選択します。
4. レスキューの画面で続行を選択します。これによりシステムが/mnt/sysimageにマウントされます。
これ以降は通常のシステム用にファイルの編集を行うことができます。例えば/etc/grub.confを修正したい場合は下記のようにします。
# vi /mnt/sysimage/etc/grub.conf
編集終了後はCtrl-dでレスキューモードを終了します、自動的にシステムは再起動されます。
2005-12-03 作成