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CDをオートマウントするには
GUIを起動した状態では通常CDは自動的に認識されますが、CUIで利用している場合は行われません。またCDを利用する場合にはmountコマンドを利用しますが、rootユーザで実行する必要があります。
autofsを利用することでCDを自動的に認識させることが可能となります。設定にはまず/etc/auto.miscでcdの行のデバイスを指定します。Fedora Core 4ではあらかじめ設定が済んでいるので、そのまま起動できます。
# vi /etc/auto.misc
cd -fstype=iso9660,ro,nosuid,nodev :/dev/hdc
デバイスに利用されているファイルは/etc/fstabや、下記のように/etc/sysconfig/hwconfで確認することができます。
# less /etc/sysconfig/hwconf
class: CDROM
bus: IDE
detached: 0
device: hdc ここ
driver: ignore
desc: "FX54++W"
次に/etc/auto.masterファイルを開き1行有効にします。
# vi /etc/auto.master
/misc /etc/auto.misc --timeout=60
autofsを起動します、chkconfigを利用して次回からは自動的に起動するようにすると便利でしょう。
# service autofs start
# chkconfig autofs on
これ以降、CDを挿入し/misc/cdへアクセスすると自動的に読み込んでくれるようになります。
# ls /misc/cd
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2005-12-03 作成