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パスワードに有効期限をつけるには
chageコマンドを利用することで、ユーザパスワードに関する変更を行うことが出来ます。"-l"オプションで現在の設定値を確認することが出来ます。
paulユーザの設定値を確認するには"-l"オプションを使用します。下記はpaulユーザの例です。
$ chage -l paul
Minimum: 0
Maximum: 99999
Warning: 7
Inactive: -1
Last Change: May 02, 2005
Password Expires: Never
Password Inactive: Never
Account Expires: Never
パスワードの有効期限は"-M"オプションで指定します、下記はpaulユーザに60日を指定する例です。
# chage -M 60 paul
# chage -l paul
〜略〜
Password Expires: Jul 01, 2005 無効になる日が表示される
初期設定値ではパスワードが無効になる7日前から警告を出す設定になっています。設定日が近づくとログイン時に下記のような警告が表示されます。
Warning: your password will expire in 2 days
2005-12-03 作成