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rpmパッケージの依存関係とは
インストール時には依存の関係で失敗する場合があります。依存とはそのパッケージは単独では利用できず、それ以外のパッケージとの連携が必要であるという意味になります。そのような場合には必要とされるパッケージをあらかじめインストールするか、同時にインストールを行います。下記の例では"openslp-server"のインストールには"openslp"が必要であるという意味になります。
# rpm -ivh openslp-server-1.2.0-4.i386.rpm
error: Failed dependencies:
openslp = 0:1.2.0-4 is needed by openslp-server-1.2.0-4.i386
必要な二つのファイルを同時に指定してインストールした例です。
# rpm -ivh openslp-1.2.0-4.i386.rpm openslp-server-1.2.0-4.i386.rpm
Preparing... ########################################### [100%]
1:openslp ########################################### [ 50%]
2:openslp-server ########################################### [100%]
"--nodeps"オプションを利用すれば依存を無視関係してインストールすることも出来ますが、お薦めはできません。
# rpm -ivh --nodeps openslp-server-1.2.0-4.i386.rpm
2005-12-03 作成