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コンソールを切り替えて使う
通常ログインしてLinuxを操作するが、その画面を切り替えて使うことが出来ます。これを仮想コンソール(virtual console)と呼び、初期設定では6つの画面を切り替えて使うことが可能です。切り替えるにはAlt-[F1からF6]とします。
通常の画面でログイン。次にAltキーを押しながら、F2を押す。新しい画面で同じようにログインし、wコマンドを実行すると下記のように表示されます。
ttyの1と2が画面を意味しています。最初にログインする画面はTTY1となります。
$ w
20:02:43 up 24 min, 3 users, load average: 0.00, 0.00, 0.00
USER TTY FROM LOGIN@ IDLE JCPU PCPU WHAT
john tty1 - 19:39 16.00s 0.02s 0.02s -bash
john tty2 - 20:02 10.00s 0.00s 0.00s -bash
自分がどのコンソールを利用しているかを確認するにはttyコマンドを利用します。
$ tty
/dev/tty2
仮想コンソールを利用することにより、ひとつの画面でプログラムをコンパイルし、別の画面でその設定を行うなどということも可能となります。
2005-12-03 作成