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FreeBSD 4.3

FreeBSD 4.3のインストール

ここではIPアドレス:192.168.0.11、ルータ:192.168.0.1、ネットマスク:255.255.255.0の設定でXなどを使わないサーバ専用機としてのインストールを行う。

FreeBSD 4.3の入手先
http://www.freebsd.org/

  • 3.1.1
    BIOSでCD-ROMからの起動を設定し、インストールCD-ROMを入れ電源を入れる。自動的に"Kernel Configuration Menu"が開く。3つの選択肢の中から"Start kernel configuration in full-screen visual mode"をカーソルキーを使い選択し、リターンキーを押す。

  • 3.1.2
    この"visual mode"で明らかに不要なデバイスを外す。手動で外せるものはほとんどがISAやPCMCIA関連のものなので神経質になる必要はない。PCIやAGPのデバイスは自動的に検出される。

  • 3.1.3
    Storageからは"ATA/ATAPI compatible disk controller", "Floppy disk controller"以外を全てBackSpaceキーを使い削除する。Networkからは全て外す。Communications、Input、Multimediaはそのまま。Miscellaneousからは"PC-card controller"を外す。qを押し、その後yを押してvisual modeを保存終了する。

  • 3.1.4
    その後"/stand/sysinstall Main Menu"になる。

  • 3.1.5
    英語キーボードを使うのならば必要ないが日本語キーボードを使うにはまず"Keymap"を選択し、Japanese 106を選択する(カーソルキーで下がり、スペースキーで選択する)。

  • 3.1.6
    "Standard"を選び進むと"Message"が出るので、読んでOKを押す。

  • 3.1.7
    ここからFDISKでハードディスクのパーティションを設定する。今回はディスク全てをFreeBSDに使うので"A"で全てのディスクを選択し、"Q"で次のメニューに進む。

  • 3.1.8
    "BootManager"のメニューから"Standard"を選択する。

  • 3.1.9
    ここでディスクにパーティションを作れとメッセージが出る、OKで進む。"FreeBSD Disklabel Editor"でスライスを作成する。今回はswap(300MB), /(150MB), /usr (6,000MB), /var (3,000MB), /tmp (1,000MB), /home (残り全て)という設定で行います。

  • 3.1.10
    "c"を押すとサイズを聞かれますので"300M"などとサイズを記入し進み、"partition type"はswap以外は全て"FS"を選択し進みます。FSの場合、次にマウントポイントの指定をします。"/", "/home"などと記入し進みます。ここまででは設定はまだハードディスクに書きこまれていないので"U"を押すことにより、元に戻すことが可能です。

  • 3.1.11
    設定を終了するには"Q"を押します。

  • 3.1.12
    "Choose Distributions"では"Kern Developer"を選択し、進みます。"Ports collection"をインストールするかと聞かれますので"No"とします。"Exit"を選択後"Choose Installation Media"ではCD-ROMを選択し、進みます。

  • 3.1.13
    "User Confirmation Requested"から"Last Chance!"と出てきます、"Yes"で進みます。ハードディスクの設定がしばらくかかります。"ALT-F2"で進行状況を見ることが出来ます、元に戻すには"ALT-F1"を押します。

  • 3.1.14
    終了と出て、ネットワークの設定をするかと出てからネットワークの設定になります。"Intel EtherExpress Pro/100"を選択し進みます。IPv6が必要かと聞かれますので"No"を選択します。次にDHCPが必要かと聞かれますが、ここも"No"とします。

  • 3.1.15
    "Network Configuration"を記入します。Host:に"yebisu.beer.jp"と記入します、Domain:は自動的に"beer.jp"となります。IPv4 Gateway:は"192.168.0.1"、Name server:は"192.168.0.11"、IP Address:もは"192.168.0.11"とし、Netmask:は"255.255.255.0"とします。

    >> 実際の設定の際はIPv4 Gatewayにはルータのアドレス、Name serverにはプロバイダーなどから指定されるDNSのアドレス、IP Addressには専用のグローバルまたはローカルアドレスを指定します。これらは/etc/rc.conf, /etc/resolv.confなどを直接編集して変更する事も可能です。

  • 3.1.16
    次に"fxp0"を有効にするかと聞かれますので"Yes"とし進みます。次にこのマシンを"network gateway"にするかと聞かれますので"No"で進みます。"anonymous FTP"にするかと出ますので"No"とします。"NFS server", "NFS client"はどちらも"No"とします。

  • 3.1.17
    "default security profile"を選択するために"Yes"とします。"system security profile"から"High"を選択します。その後、ほとんどのネットワークサービスとinetdが実行不可になると表示され、必要ならば"/etc/rc.conf"を修正するようにと表示されます。

    >> Security Profile

    Low

    inetd_enable

    YES

    portmap_enable

    YES

    sendmail_enable

    YES

    sshd_enable

    YES

    kern_securelevel_enable

    NO

    Medium

    inetd_enable

    YES

    portmap_enable

    YES

    NFS client or serverを利用している場合

    nfs_reserved_port_only

    YES

    NFS Serverを利用している場合

    sendmail_enable

    YES

    sshd_enable

    YES

    kern_securelevel_enable

    NO

    High

    inetd_enable

    NO

    portmap_enable

    NO

    nfs_server_enable

    NO

    sendmail_enable

    NO

    sshd_enable

    YES

    kern_securelevel_enable

    YES

    kern_securelevel

    1

    Extreme

    inetd_enable

    NO

    portmap_enable

    NO

    nfs_server_enable

    NO

    sendmail_enable

    NO

    sshd_enable

    NO

    kern_securelevel_enable

    YES

    kern_securelevel

    2


  • 3.1.18
    "system console setting"は"No"で進みます。"time zone"は"Yes"とし、次に"UTC(世界標準時)"に合わせるかと出ますので"No"とします。"Asia"から"Japan"を選び、"JST"でいいかと出ますので"Yes"を選びます。

  • 3.1.19
    "Linux binary compatibility"は"No"とします。"non-USB Mouse"が接続されているかには"No"とします。

  • 3.1.20
    "FreeBSD package collection"を見るか、と出たら"No"として進みます。

  • 3.1.21
    "initial user accounts"を設定しますかで"Yes"とします。まず"Group"を選びGroup name:を"user"にし"OK"とします。次に"User"を選びLogin ID:にあなたの使用したいID、Group:は"user"、Password:は任意のパスワード、Full Name:には英語であなたの名前、Member groups:には管理者になる必要があるので"wheel"、Home directory:には"/home/あなたのID"としOKにします。"exit"で"User Account"から抜けます。同じ要領で講師用にグループ"test"、ユーザ"test"を作りパスワードを"test"として下さい。

  • 3.1.22
    次に"system manager's password"の設定を促されます。6文字以上の同じパスワードを2回続けて入力してください。このパスワードを忘れると何の設定も出来なくなりますので注意しましょう。

  • 3.1.23
    "Last option"の確認をするかで"Yes"としもう一度確認します。

  • 3.1.24
    "Exit"を選択します。"X Exit Install"を選択しインストールを終了します、確認のメニューが出ますので"Yes"を選択します。BIOSの画面が出たらCD-ROMのイジェクトボタンを押しCD-ROMを抜いてください、そうしないとまたインストーラが立ち上がってしまいます。

  • 3.1.25
    ログインメニューになればインストールは成功です。

 

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