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ファイルを圧縮するには(gzip編)
Linuxではtarコマンドとgzipコマンドを組み合わせてファイルやディレクトリを圧縮するのが一般的です。現在のtarでは"-z"オプションを利用することにより自動的にgzipコマンドの処理を行うことが可能です。
カレントディレクトリにある3つのファイル(apple banana orange)をまとめて圧縮する例です。"c"オプションはファイルの作成、"v"オプションは詳細表示、"f"オプションはファイル名の指定(ここではfruits.tar.gz)、"z"オプションはgzipの利用を意味します。
$ tar cvfz fruits.tar.gz apple banana orange
apple
banana
orange
完成したfruits.tar.gzのファイルサイズが3つの合計よりかなり小さいことが分かります。
$ ls -l
total 84
-rw-r--r-- 1 paul beatles 20373 May 2 11:01 apple
-rw-r--r-- 1 paul beatles 20373 May 3 19:46 banana
-rw-r--r-- 1 paul beatles 7753 May 3 19:49 fruits.tar.gz
-rw-r--r-- 1 paul beatles 20373 May 3 15:19 orange
2005-12-03 作成