Fedora Core 500の技
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rpmパッケージを検証するには

インストールされたパッケージの検証を"-V"オプションで行うことが出来ます。まず何も変更されていない場合は何も表示されません。

インストールされたままの状態のopenssh-serverで実行すると何も表示されません。

# rpm -V openssh-server

設定ファイルを修正します。

# vi /etc/ssh/sshd_config

ファイルをひとつ、わざと移動します。

# mv /usr/share/man/man8/sshd.8.gz /tmp/

その後、同じように検証すると下記のようになりました。

# rpm -V openssh-server
S.5....T. c /etc/ssh/sshd_config
missing  d /usr/share/man/man8/sshd.8.gz

ここで表示される記号の意味は下記のとおりです。上記の結果は設定ファイルにファイルサイズ、MD5値、修正時刻の変更があった、とドキュメントファイルがひとつ足りないということとなります。

. 変化なし
S ファイルサイズの変更
M パーミッションとファイルタイプを含むモードの変更
5 MD5値の変更
D デバイス番号が一致しない
L リンクがのパス一致しない
U 所有者の変更
G グループの変更
T 修正時刻の変更

c 設定ファイル
d ドキュメントファイル
l ライセンスファイル

2005-12-03 作成