Fedora Core 500の技
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パッケージの一覧を表示するには

インストール済のパッケージ一覧を表示するには"-qa"オプションを利用します。

# rpm -qa

すべて表示され、目的のものが見つけにくいときにはgrepを使うと便利でしょう。下記の例ではソートしたパッケージ一覧の中からopensslを含むパッケージのみを表示しています。

# rpm -qa | sort | grep openssl
openssl-0.9.7a-40
openssl-devel-0.9.7a-40
xmlsec1-openssl-1.2.6-3

初期設定では/etc/cron.dailyにあるシェルスクリプト"rpm"によってパッケージ一覧が毎日作成されています。結果は/var/log/rpmpkgsに保存されています。

下記の例では/var/log/rpmpkgsの中からopensslを含むパッケージのみを表示しています、上記例と一致することが分かります。通常はこちらを利用したほうが結果を早く表示でき便利でしょう。

# grep openssl /var/log/rpmpkgs
openssl-0.9.7a-40.i686.rpm
openssl-devel-0.9.7a-40.i386.rpm
xmlsec1-openssl-1.2.6-3.i386.rpm

パッケージ名以外のバージョン番号などを表示したくないときは"--qf"オプションを利用することで、出力フォーマットを変更することが可能です。

# rpm -qa --qf '%{name}\n' | sort | grep openssl
openssl
openssl-devel
xmlsec1-openssl

2005-12-03 作成