Fedora Core 500の技
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NFSサーバの設定

サーバ側ではエクスポートするディレクトリとそのオプションを/etc/exportsに指定します。下記の例では専用のディレクトリnfs_pubを/varに作成し、読み書き可能のオプションでエクスポートの設定しています。

# mkdir /var/nfs_pub
# chmod   /var/nfs_pub
# vi /etc/exports
/var/nfs_pub  192.168.0.0/255.255.255.0(rw)

このままでも利用できますが、セキュリティ的に甘いので接続に関してはhosts.allowとhosts.denyを利用して制限をかけたほうがいいでしょう。下記の例では192.168.0.上のネットワークからのみ接続を許可しています。

# vi /etc/hosts.deny
portmap: all except 192.168.0.0/255.255.255.0

設定後、nfsを起動します。設定を変更した場合は再起動が必要です。

# service nfs start

起動後、showmountコマンドで設定を確認します。

# showmount -e
Export list for server2.fedora500.jp:
/var/nfs_pub 192.168.0.0/255.255.255.0

再起動時からnfsが自動起動するように設定します。

# chkconfig nfs on

2005-12-03 作成