Fedora Core 500の技
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ランレベルで利用されるディレクトリ

/etc/rc.dの中にrc[数字].dというディレクトリがありますが、これらの中に各ランレベルで実行されるサービスの起動または停止スクリプトがあります。

# ls /etc/rc.d
init.d rc0.d rc2.d rc4.d rc6.d   rc.sysinit
rc   rc1.d rc3.d rc5.d rc.local

ここではランレベル3用のディレクトリ内を表示しています。Kで始まるものはサービスの停止(このランレベルでは不要)、Sで始まるものはサービスを開始という意味になります。

# ls /etc/rc.d/rc3.d
K01yum       K50netdump     S09isdn      S40smartd
K02NetworkManager K50tux       S09pcmcia     S44acpid
〜略〜

このディレクトリにあるファイルはシンボリックリンクになっていて、実際のファイルは下記のように/etc/init.d内にあります。

# ls -l S05kudzu
lrwxrwxrwx 1 root root 15 Mar 29 09:44 S05kudzu -> ../init.d/kudzu

# ls /etc/init.d/
6 acpid        diskdump  kudzu      nifd       sendmail

またrc3.dなどは/etcにシンボリックリンクが作成されています。よって/etc/rc.d/rc3.dと/etc/rc3.dは同じものとして利用できます。

# ls -l /etc/rc3.d
lrwxrwxrwx 1 root root 10 Mar 29 09:44 /etc/rc3.d -> rc.d/rc3.d

2005-12-03 作成