|
|
|
TOP > Linux > Fedoraの技 > 001-100 > 014
hostsファイルを利用する
DNSにホストを追加する場合にはDNSサーバへ登録しますがローカル環境や単独のマシンだけ使えればいいときなどには/etc/hostsファイルの利用が便利です。このファイルにIPアドレスと対応するホスト名やFQDNを書くと自動的に認識されるようになります。
登録する前の状態。
# ping hello
ping: unknown host hello
helloというホストを登録します。
# vi /etc/hosts
# Do not remove the following line, or various programs
# that require network functionality will fail.
127.0.0.1 server1.fedora500.jp server1 localhost.localdomain localhost
192.168.0.11 hello.fedora500.jp hello
今度は認識します。
# ping hello
PING hello.fedora500.jp (192.168.0.11) 56(84) bytes of data.
64 bytes from hello.fedora500.jp (192.168.0.11): icmp_seq=0 ttl=64 time=0.045 ms
/etc/hostsファイルを利用する、しないは/etc/nsswitch.confで指定しています。hosts指定の行でfilesを削除するとhostsファイルは利用されなくなります。
# vi /etc/nsswitch.conf
#hosts: db files nisplus nis dns
hosts: files dns このfilesを削除します
するとhelloは認識されなくなります。
# ping hello
ping: unknown host hello
2005-12-03 作成